この町を、パンで温めたい。
はじめまして、オーナーの土井です。
私たちのお店は、祖母が1947年に創業した「マル十製パン」がはじまりです。私自身、小さい頃から父の背中を見て「パン屋をやりたい」と思っていました。
ある日、父が倒れ、工場の老朽化なども重なり、一時はお店をたたもうかという話にもなりました。しかし、私は「伝統の火を消したくない」、その一心でした。祖母の代から続くパン屋を引き継ぎ、今のあたたかなお店の形で再スタートすることを決めたのです。
私たちが大切にしているのは、お店の大きさではなく、“本当の意味で地域に必要とされるパン屋さん”であることです。物価が上がり大変な中でも、私たちは素材にこだわりつつ、“技術”にこだわった美味しいものを、できる限り安価で提供したい―日々の食卓で、安心して召し上がっていただきたいのです。
プルミエール パニスは、西三荘駅前にあります。大手企業本社の目の前ということもあり、朝の通勤時に多くの方が立ち寄ってくださいます。朝の時間帯はもちろん、一日を通してあたたかい笑顔で支えてくれる、新しい仲間を募集しています。
この先も、この場所で心を込めてパンを焼き続け、地域の皆さんに「あそこのパンが食べたい」と思っていただけるよう、努力を続けます。
パンの香りと共に、あたたかいコミュニケーションが生まれる場所を、一緒に守っていきませんか。